宗像市社会福祉協議会では、障がいのある方の創作活動支援を目的として、市内で活動されているアーティストの作品を紹介致します。
橋本進也は、三歳の頃からはさみ・鉛筆を持ち、切り絵工作や絵を描いていました。
小学校時代には、木版画に興味を持ち、養護学校(高等部)時代頃から木版画は太平洋美術協会西日本展・水彩画は全国障害者美術展や宗像市美術協会展に入選しました。何度か個展も開かせてもらいました。
今は市内の知的障害者支援施設「社会福祉法人清浄会“緑ヶ丘学園”」で箱折作業等をし、余暇時間には絵を描いたりしていますが、これから先のことを考えると親亡き後を託せる、「障がい者の権利が守られ、安心、安全に暮らせる施設や地域」をと、心から願っています。そして、障がいのある人の持てる能力を一つでも二つでも認めて頂ければ幸いです。
橋本由美(母)