市内の高齢者施設「特養むなかた」で、入居している高齢者が習字の指導をうけるボランティア活動が行われました。
ボランティアに「どなた?」と訊ねる入居者に、ボランティアを紹介をしてから活動スタート。
ボランティアや施設スタッフは、利用者が迷ったり戸惑ったときに声をかけたり、書いた半紙を横によけたりしてお手伝い。書道経験のあるボランティアは利用者と一緒に書道もしました。
「(習字は)70年ぶりよ」と言う方も、お手本を確認しながら、目の前に置かれた半紙へ思い切って筆をおろしていました。
1枚2枚と数を重ね、仕上げに自分の名前も書き、それぞれ作品が出来上がりました。文字や署名の堂々とした書きっぷりに、施設スタッフもボランティアも感嘆。入居者から「次はいつ?」「2ヶ月に1回してほしい」と声が上がっていました。
普段から接している施設スタッフ以外のボランティアとふれあう時間、墨や筆をつかい姿勢を正して字を書く経験は、入居者にとって有意義なものとなったようでした。
2019年3月8日
宗像市ボランティアセンター