これまで、私たちはとても便利で豊かな社会を築いてきましたが、一方では、急速な少子高齢化とともに、核家族化が進み、地域のつながりも薄れつつあります。また、人口減少時代に入り、「医療」や「介護」、「年金」などの社会保障制度においても将来に不安を感じます。
私たちは、これからも住み慣れた地域で、「健康」を維持し、「生きがい」を感じながら、日々安心な暮らしが続けられることを望んでいます。
宗像市社会福祉協議会では、行政との連携・役割分担の下で、地域の自治組織をはじめ、福祉会、民生委員児童委員、シニアクラブ、福祉団体、ボランティア、学校、福祉事業所等の皆さんと繋がりながら、地域の生活課題に目を向け、皆さん自身が支え手になったり、支えられたりという関係性を目指す「支え合いによる地域づくり」に取り組んでまいります。
今後とも、ご理解とご協力をお願いいたします。
社会福祉法人宗像市社会福祉協議会
会長 吉田益美
宗像市社会福祉協議会(以下「本会」という。)は昭和45年に社会福祉法人の認可を受け、現在まで宗像市の地域福祉向上のため地域のみなさんと共に様々な事業を展開してきました。
その位置づけは、次のとおりです。
社会福祉協議会は、社会福祉法(平成12年法律第111号)第109条に「地域福祉の推進を目的とする民間の中心的な団体」として明確に規定されています。また、社会福祉協議会の組織構成や事業等も社会福祉法に定められています。その活動は「民間性」と極めて高い「公共性」が特徴です。
したがって宗像市の総合計画や各種福祉計画には、福祉行政の一翼を担い民間福祉を推進する中心的な団体として位置づけられて来ました。特に、宗像市の地域福祉計画である「宗像市保健福祉計画」においては「宗像市社会福祉協議会は地域福祉推進の中心組織として『地域福祉活動計画』を策定し、計画的に活動を進めていることから、今後も地域福祉推進の重要なパートナーとして連携を密にしていきます」と位置づけられています。