全国の市町村で、誰もが住み慣れた地域で自分らしい生活を続けるために、地域における助け合い・支え合い活動を地域の視点で進めていこうという取り組みがはじまっています。宗像市でも、地域住民が主体となって介護予防や生活支援の取り組みの充実をめざす「生活支援体制整備事業」を進めています。
この事業を進めるにあたり、「地域支え合い推進員(生活支援コーディネーター)」を配置し、コミュニティごとに「協議体」の設置と、既存の活動の充実とともに新たな活動の創出に向けた取り組みを進めています。
助け合いの輪を広げよう
地域にはすでにたくさんの助け合い活動があります。そうした活動が1つ1つ、つながることで助け合いの輪が広がります。そのためにも、常に地域へ目を向け、ちょっとした活動にも興味や関心を持つことが大切になります。
自分ができることが誰かの助けになるお互いさまと言える関係づくり
できないことに目を向けるばかりではなく、できること、したいことを見つけることが、誰かのできないことを助けることになります。お互いさまと言える関係を広げることが大切です。
地域のお宝発見!
地域には、すでにサロン活動やさまざまな趣味の集まり、支え合いの活動があります。
そうした活動を発見し、つなげていくことで新たなネットワーク、支え合いの輪が広がります。地域では「当たり前」でも、その素敵な活動は「地域のお宝」です。
そんな「地域のお宝」を発掘し、インスタグラムで皆さんに紹介しています。
地域づくりは、地域に住んでいる皆さんが主役です。
自分たちがどんな地域で暮らしていきたいか、みんなが暮らしやすい地域づくりをすすめていくにはどんな支え合いが必要かを話し合う場が「協議体」です。
地域住民、商店、施設など地域の色々な方々が集まって、日常生活の中で気になっていることを持ち寄り、地域の“良いところ”や“困りごと”を掘り起こし、「自分たちにできること」「地域でできること」「地域がつながればできること」などについて話し合います。市内12地区で開催しています。
「協議体」では、みなさんと必要な支援を考え、高齢者はもちろん、高齢になっても自分のまちで暮らしていける地域住民の助け合い・支え合いの仕組みを、地域のみなさんと一緒に作っていきます。
地域支え合い推進員は、地域の方にとってより暮らしやすいまちになるように「地域で暮らす人」と「支援する人や活動」をつなぎ、地域の支え合い活動のお手伝いをします。
また、地域の団体やボランティア、NPO、社会福祉施設、企業などと協働し、住民主体の活動を活性化し、地域全体で高齢者を支える体制づくりを地域の方と一緒にすすめていきます。
地域のみなさんが話し合いの場として「協議体」の呼び名をつけています。
地区名 | 「協議体」の呼び名 |
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吉武 | よしたけ福祉の郷づくり |
赤間 | 赤馬快堂 |
赤間西 | あかにこの輪 |
自由ヶ丘 | おかりん家族 |
河東 | かとうの星 |
南郷 | 南GO!このみ隊 |
地区名 | 「協議体」の呼び名 |
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東郷 | やよい東郷 |
日の里 | いきいき日の里 |
玄海 | 玄海しゃべりBar |
池野 | 池野わくわく茶屋 |
岬 | 鐘崎ノーサBAR |
大島 | しまみん |
日の里地区協議体
「いきいき日の里」
東郷地区協議体
「やよい東郷」
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